前世と現世

私は昔、よくまわりの大人に大人しいね、礼儀正しいね

なんてよく言われてました

それは私の中で当たり前だったんです

母のしつけもありましたが、私は10歳くらいまで前世の記憶がありました

 

これを話すと子供の戯言ていどにしか思われてなかったし、父に話しても信じてもらえなくて

ただまわりに大人びてる、子供なのに難しい事わかるね、なんて言われて…

 

今では前世と現世の繋がりが断ち切られて思い出せませんが、父との会話の記憶をかいつまんで話すと

 

私の前世は人間の女性

貴族かなにか、とにかく裕福な家に育った事

ここよりもよく星が見える場所

大人といってもかなり若いうちに死んだ事

 

死んだ事に関しては今も夢に見ます

赤い民族服、くすんだ外套、付き人の男性が四人、雪の山中の古ぼけた山小屋

町から山中に逃げて逃げて、その古ぼけた山小屋の外で付き人は殺され、山小屋の中にいた私も鈍く光る刃物を振り下ろされ、記憶はそこまでです

 

雪山の中でいくつもの地蔵様のような石像を見たのを夢に見ます

 

今回読んだ

この世界で君に逢いたい

を読んでちょっと記憶が浮上しました

 

この本を参考にすると、現世では前世の探し物、やり残した事をするんだとか

 

事実、私は知らない筈の場所(主に神社)に行くと知っていたり、夢で呼び込まれたり、いわゆるデジャブが多いです

 

もしかすると前世の私は神様に信仰のある家の者だったのかもしれません

 

なぜかというと現世、物心ついた頃には教わる前に神社での参拝の仕方とか、仏壇に語りかけたり、誰も見えないものが視えたりしてます

 

一番強い印象は幼い頃に住んでいた古い借家で高熱を出して弱った時に私を食べようとする大蜥蜴

壁に張り付いてじっと見つめられて私が泣き喚き、母が念珠を持って抱きしめてたけど、あの時宮城のお婆さんが現れて助けてくれました

翌朝、私の宮城のお婆さんが亡くなったのはきっと身代わりになったのかもしれないと今でも思います

 

あとは今呼ばれてるのは佐助稲荷神社

境内に呼び込まれてるのがちょっと引っかかっているので近いうちに参拝します

 

この内容は全て実話

嘘偽りありません

信じるかどうかはお任せします