心霊体験 閲覧注意

これは私が幼稚園の頃、夏休みに家族でどこだったか…海辺の旅館に宿泊した時の事。

 

昼間は町を歩いてご飯食べたり写真を父に撮ってもらったり、砂浜で遊んだり、まあ普通の家族旅行なんですが…そのあとが…

 

ご飯を食べて温泉に入り、両親はお酒を嗜みそして敷かれた布団で父、母私と並んで眠りにつきました

 

しばらくして深夜、何故か目を覚まして部屋をキョロキョロ。

しん…と静まり返った部屋に違和感を幼いながら感じました

頭側に海辺の見える窓、足元は布団がしまわれていた襖、その隣に出入り口がある襖…

 

幼い私は何がおかしいのか分からないのですが、今思えばおかしい事だらけです

 

当時、防音ガラスなんて無いにもかかわらず窓から海の波の音が聞こえない、夏なのに虫の声が聞こえない…文字通り無音状態。

 

見なければいいのに幼い私は布団から収納スペースの襖を見てしまったんです。

 

この頃の私は特に霊感が強くはっきり視えてました

 

そして視てしまったんです

ロウソクを灯した異様に頭の大きい人がヒタ…ヒタ…とまるで階段を上ってくる姿を。

 

さっき書いたように、足元はガラス窓や障子はありません。

透けるわけでもないし、そもそも襖を開けた先は収納スペース…人が通るわけがないのです。

 

私は怖くなって母を揺すりました。

いつもならちょっとの物音でも起きる母がどんなに揺すっても起きなくて、父を掴むには手が届かず、私は布団をかぶって丸くなって震えてました。

 

ヒタ…ヒタ…。

足音が聞こえなくなり、私はアレが居なくなったと思いました。

しかし、布団をかぶってるはずなのに、私の耳もとではっきり聞こえました。

 

「この子は神徳があるから食べれないねぇ」

 

私は背筋が凍りつき、気が付いた時には夜が明けていました。

母を再び揺するとなぜかすんなり目を覚ましたので深夜の話をしたら元々私は色々視えていたので

「帰ったら神社の神様に守ってくれてありがとうって言おうね」

と頭を撫でられました。

 

その旅館に何故そんなモノがいたのかはわからないですが、何故かその出来事は覚えているのに旅館の名前、町の名前が私も母も思い出せないのです。

 

それ以来私は当時の自宅から近い神社に暇さえあればお参りをする事にしました。

 

これはほんの一部です

私の心霊体験はまだまだたくさんあります

そして最近、失ったはずの霊力が戻ってきているようで何かを感知したり、ぼんやり何か視えたりしてます

 

神社は違えど今の家からも近い神社があるので何か感知したら駆け込むようにしています。

 

そしてなんの因果か、ウチの周りはお稲荷様のお社や鳥居がたくさんあるので守られている感じはありますが、毎日神棚に向かって感謝を述べています